【1月7日 AFP】12月にイタリア・ミラノ(Milan)で暴漢に襲われ、鼻の骨や歯2本を折るけがをしたシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)伊首相(73)が6日、南仏のリゾート地コートダジュール(Cote d'Azur)を休暇で訪れ、アートギャラリーで裸像4点を購入した。

 サン・ポール・ド・バンス(Saint-Paul-de-Vence)村にあるアートギャラリーの広報担当者によれば、首相が購入した銅像は「官能的な裸像」で、「数万ユーロ」の価値がある作品だという。

 首相は、暴漢に襲われて以降ほとんど公的な場に姿を見せておらず、精神的なダメージを抱えているともいわれている。サン・ポール・ド・バンスで目撃した人は、買い物の間、首相の周りを護衛が厳重に守っていたと話した。(c)AFP