一夫多妻南アフリカ、ズマ大統領が5人目の妻と結婚
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【1月4日 AFP】(写真追加、一部更新)一夫多妻制が認められている南アフリカで、現在2人の妻がいるジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)大統領(67)が4日、通算5人目となる妻と結婚式を挙げた。
前日の大統領官邸発表によると、結婚式は、大統領の地元、クワズールー・ナタール(KwaZulu Natal)州Nkandla村で伝統に則って親族だけで営まれた。
ズマ大統領と結婚した5人目の女性は、同大統領との間にすでに2人の子どもがいるトベカ・マディバ(Tobeka Madiba)さん(37)。これまで公式行事などにも「大統領夫人の1人」として出席している。
ズマ大統領が議長を務める与党、アフリカ民族会議(ANC)が公表している経歴によると、ズマ氏はマディバさんを含め5人の女性と結婚したことになり、現在の妻は3人。
このほか、ズマ大統領には2人の妻がいたが、そのうちの1人、Kate Mantshoさんは2000年に自殺している。もう1人の元妻は、ヌコサザナ・ドラミニ・ズマ(Nkosazana Dlamini Zuma)現内相で、98年に離婚しているが現在もズマ首相の側近を務めている。
現地サンデー・タイムズ(Sunday Times)紙によると、ズマ氏はさらに6人目の女性との結婚も予定している。この婚約者はボンギ・ンゲマ(Bongi Ngema)さんで、5人目のマディバさんとの結婚式と前後して、ンゲマさんにも結納式が行われた。(c)AFP