【1月1日 AFP】前月13日にミラノ(Milan)で暴漢に襲われ、鼻の骨や歯2本を折るなどして療養中のシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相(73)がラブソングの作詞に取り組んでおり、アルバム録音の話も具体化している。

 31日のコリエレ・デラ・セラ(Il Corriere della Serra)紙は「2010年、ベルルスコーニ氏と(ギタリストの)アピッセリの4度目の共演がレコーディングされるだろう」と報じた。

 ベルルスコーニ首相は若いころ、クルーズ船上の歌手として働いていたことがあり、友人であるギタリストのマリオ・アピセッリ(Mariano Apicelli)氏と2003年に初めて共演した。

 スタンパ(La Stampa)紙によると「ベルルスコーニ首相は歌詞を書くのも、歌うのも好きだ」といい、今年録音されるアルバム12曲中8曲はすでに用意されている。録音されることになる曲のタイトルは「そこに愛がある」「でも、もしあなたを失ったら」「そばにいて」と、ラブソングばかりのラインアップだ。

 ただし、アルバム・タイトルやカバー・デザインは「トップ・シークレット」となっている。(c)AFP