【1月1日 AFP】スペインは1日、輪番制の欧州連合(EU)議長国をスウェーデンから引き継いだ。前年12月1日に発効したリスボン条約(Lisbon Treaty)によるEUの新しい機構のもとで最初の議長国となる。

 スペインは、リスボン条約の円滑な実施と経済対策を議長国としての優先課題に挙げている。

 ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相はEU議長国の公式ウェブサイトに寄せたメッセージで、EUの経済を「より生産的で革新的、かつ持続可能」にすることが最大の課題であるとの考えを示すとともに、リスボン条約は欧州を「より効率的でダイナミック」にし、欧州の一体感を高めると確信していると述べた。(c)AFP