【12月14日 AFP】米国のスティーブン・ボズワース(Stephen Bosworth)政府特別代表(北朝鮮担当)は13日、都内で記者会見し、北朝鮮が日本との協議に「オープン」だと述べた。

 ボズワース代表によると、8~10日の訪朝の際に日朝関係に触れ、特に拉致問題について協議するよう求めたところ、北朝鮮は「日本との協議についてオープンであることを示唆した」という。協議再開にあたって前提条件の要求はなかったという。

 6か国協議の再開時期については、現時点では不明だと説明した。

 一方、韓国・聨合ニュース(Yonhap)は同日、米国と北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定に代わる平和協定を協議するため、米、朝、韓国、中国の4か国で協議を行うことで合意したと報じた。政府高官筋の話として、ボズワース代表の訪朝の際に「共通の認識」に達したとしている。(c)AFP