【12月11日 AFP】北朝鮮は11日、訪朝したスティーブン・ボズワース(Stephen Bosworth)米政府特別代表(北朝鮮担当)との米朝直接協議について、「核問題に関する相違を狭めるため協力していくことで合意した」との認識を表明した。同国外務省報道官が、国営朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)を通じて声明を発表した。

 外務省報道官は、「率直な議論を通じて両国は相互理解を深め、差異を狭めるとともに、幾つかの共通点を見出した」と強調。「残る差異を狭めるため、今後も協力を続けていくことで双方が一致した」「6か国協議再開の必要性と、(北朝鮮の核放棄を明記した2005年9月15日の6か国協議共同声明の)履行の重要性について、一連の共通認識ができた」などとしている。(c)AFP