ルーマニア大統領選、現職勝利に野党が異議
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【12月7日 AFP】6日に投開票されたルーマニア大統領選の決選投票で、選挙管理委員会は7日、中道右派の与党・民主自由党が推す現職、トライアン・バセスク(Traian Basescu)大統領の勝利を発表したが、対立候補の陣営は不正があったとして結果に異議を唱えている。
大方の予測や出口調査からは、中道左派の野党社会民主党党首、ミルチャ・ジョアナ(Mircea Geoana)上院議長が優勢とみられていたが、選管が発表した得票率は、バセスク大統領が50.37%、ジョアナ氏が49.66%と僅差で現職勝利となった。
これに対し社会民主党は、無効とされた票や不正集計があったとし、「選挙結果に異議を唱えざるを得ない」と声明を発表した。(c)AFP/Isabelle Wesselingh
大方の予測や出口調査からは、中道左派の野党社会民主党党首、ミルチャ・ジョアナ(Mircea Geoana)上院議長が優勢とみられていたが、選管が発表した得票率は、バセスク大統領が50.37%、ジョアナ氏が49.66%と僅差で現職勝利となった。
これに対し社会民主党は、無効とされた票や不正集計があったとし、「選挙結果に異議を唱えざるを得ない」と声明を発表した。(c)AFP/Isabelle Wesselingh