プーチン首相、大統領の「経済近代化」を強く支持
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【11月22日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は21日、サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で開かれた同首相率いる政権与党「統一ロシア(United Russia)」の党大会の基調演説で、経済近代化を訴えたドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の考えを強く支持する意向を示した。
メドベージェフ大統領は12日の年次教書演説で、石油輸出依存から脱却し、経済を近代化することを訴えていた。
プーチン首相はメドベージェフ大統領が見守る中、1時間におよぶ演説で、「(メドベージェフ大統領の)呼び掛けはロシア社会全体のムードを反映したものであることは間違いない」「(経済)危機の過酷さは、革新を拒むことが国家にとってどんなに大きな損失であるかを示してきた。生産性は低く、資源は無駄になり、官僚機構は緩慢に動く」と述べた。
エコノミストらは、石油の高値に支えられた2000年から2008年までのプーチン政権時代に改革をし損ねたことが、ロシアが特に深刻な経済危機に見舞われた要因とみている。(c)AFP/Marina Koreneva
メドベージェフ大統領は12日の年次教書演説で、石油輸出依存から脱却し、経済を近代化することを訴えていた。
プーチン首相はメドベージェフ大統領が見守る中、1時間におよぶ演説で、「(メドベージェフ大統領の)呼び掛けはロシア社会全体のムードを反映したものであることは間違いない」「(経済)危機の過酷さは、革新を拒むことが国家にとってどんなに大きな損失であるかを示してきた。生産性は低く、資源は無駄になり、官僚機構は緩慢に動く」と述べた。
エコノミストらは、石油の高値に支えられた2000年から2008年までのプーチン政権時代に改革をし損ねたことが、ロシアが特に深刻な経済危機に見舞われた要因とみている。(c)AFP/Marina Koreneva