日露首脳会談、北方領土では進展みられず
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【11月16日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相は15日、アジア太平洋経済協力会議(Asia Pacific Economic Cooperation、APEC)で訪れているシンガポールでロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領と会談した。
会談後の記者会見で、鳩山首相は北方領土問題について、「2島返還では、どうしても国民もわれわれも理解できない。それを超えた独創的なアプローチを期待している」とメドベージェフ大統領に語ったことを明らかにした。
これに対し、メドベージェフ大統領は「冷戦的な思考で議論しても意味はない」と答えたという。
鳩山首相は、北方領土問題は首脳レベルで解決すべき問題との認識を示し、この問題について、いつでも電話会談を行うことで、メドベージェフ大統領と合意したと述べた。
一方、メドベージェフ大統領は日露会談に先立ち、協議の内容は「われわれが引き継いだ最も困難な問題も含めて」幅広い議題を話し合うと語っていた。(c)AFP
会談後の記者会見で、鳩山首相は北方領土問題について、「2島返還では、どうしても国民もわれわれも理解できない。それを超えた独創的なアプローチを期待している」とメドベージェフ大統領に語ったことを明らかにした。
これに対し、メドベージェフ大統領は「冷戦的な思考で議論しても意味はない」と答えたという。
鳩山首相は、北方領土問題は首脳レベルで解決すべき問題との認識を示し、この問題について、いつでも電話会談を行うことで、メドベージェフ大統領と合意したと述べた。
一方、メドベージェフ大統領は日露会談に先立ち、協議の内容は「われわれが引き継いだ最も困難な問題も含めて」幅広い議題を話し合うと語っていた。(c)AFP