【11月10日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、10日のNHKのインタビューで、被爆地の広島、長崎両市について、13日からの訪日では日程が詰まっているために訪問できないものの、任期中に訪問したいと意欲を示した。

「核兵器なき世界」を提唱するオバマ大統領は、「広島、長崎の記憶は、世界中の人びとの心に刻み込まれている。任期中に両市を訪問することは名誉なことだ」と語った。

 これまでに任期中の米大統領による広島、長崎の訪問は実現しておらず、オバマ大統領が訪問すれば初めてとなる。

 オバマ大統領は、アジア歴訪の一環として13日、14日両日に日本を訪問するが、今回は「日程が非常に詰まっているので、残念ながら(両市を)訪問することができない」と語った。(c)AFP