【11月5日 AFP】来日した米国のカート・キャンベル(Kurt Campbell)国務次官補(東アジア・太平洋担当)は5日、岡田克也(Katsuya Okada)外相と外務省で会談した。沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題などを協議したとみられる。

 会談後の記者会見で、キャンベル次官補は、日米の同盟関係を確認し「有意義な話し合いができた」と述べた。また、日米関係が次の段階に入ったことを喜ばしく思うと述べ、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領ともに次週、再び日本を訪れることを非常に楽しみにしていると語った。

 同次官補は、記者団からの質問には答えず、普天間飛行場の問題などについても言及しなかった。

 日米関係をめぐっては、岡田外相が週内に訪米してヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官と日米外相会談を行う予定だったが、国会日程との調整がつかずに見送られている。(c)AFP