【10月29日 AFP】海上自衛隊は日本時間28日、ハワイ(Hawaii)・カウアイ(Kauai)島沖でイージス護衛艦「みょうこう」に配備された海上配備型迎撃ミサイル(SM-3)の発射試験を実施し、迎撃に成功した。米国防総省ミサイル防衛局(Missile Defense AgencyMDA)が28日明らかにした。

 MDAは現地時間27日午後6時(日本時間28日午後1時)、中距離模擬弾道ミサイルを発射。その4分後、「みょうこう」がSM-3を発射し、約3分後に太平洋上空約160キロの地点で模擬ミサイルの迎撃に成功した。

 実験は米海軍とMDAの協力のもとに行われた。海上自衛隊が弾道ミサイルの迎撃試験を行ったのは今回で3回目。(c)AFP