韓国、李政権で初の対北食糧支援へ トウモロコシ1万トン
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【10月26日 AFP】韓国統一省は26日、北朝鮮に対する食糧支援としてトウモロコシ1万トンを大韓赤十字社を通じて提供すると発表した。このほか、子どもや妊婦、病弱者向けに粉ミルク20トンや医薬品も支援する。
韓国の対北食糧支援は約2年ぶりで、2008年2月に保守派の李明博(Lee Myung-Bak)政権が誕生してからは初めて。年間米40万トン、肥料30万トンを支援していた盧武鉉(Roh Moo-Hyun)前政権より支援規模ははるかに小さい。
支援規模について韓国統一省は、食糧不足を補うには到底足りないことを認めた一方、追加支援の前に南北関係の進展が必要だと説明。今回の支援は「純粋な人道的支援」と強調した。
国連(UN)の世界食糧計画(World Food Programme、WFP)が前月発表した報告によれば、北朝鮮では女性や子どもの約3割が栄養不良に苦しみ、今年は約180万トンの食糧が不足しているという。(c)AFP
韓国の対北食糧支援は約2年ぶりで、2008年2月に保守派の李明博(Lee Myung-Bak)政権が誕生してからは初めて。年間米40万トン、肥料30万トンを支援していた盧武鉉(Roh Moo-Hyun)前政権より支援規模ははるかに小さい。
支援規模について韓国統一省は、食糧不足を補うには到底足りないことを認めた一方、追加支援の前に南北関係の進展が必要だと説明。今回の支援は「純粋な人道的支援」と強調した。
国連(UN)の世界食糧計画(World Food Programme、WFP)が前月発表した報告によれば、北朝鮮では女性や子どもの約3割が栄養不良に苦しみ、今年は約180万トンの食糧が不足しているという。(c)AFP