【10月12日 AFP】(一部更新)北朝鮮は12日、同国北東部沿岸から短距離ミサイル5発を試射した。韓国政府高官が明らかにした。

 同高官は、北朝鮮が咸鏡北道の舞水端里(ムスダンリ、Musudan-ri)付近からミサイルを発射したという同日の聯合(Yonhap)ニュースの報道を認めた。同高官によると、北朝鮮は事前に10月10日~20日の間に東部沿岸を航行しないよう警告を発していた。

 韓国合同参謀本部は談話を控えている。聯合によると、北朝鮮が「航行禁止」区域としていた範囲には東部沿岸だけではなく、西部沿岸も含まれていた。軍事評論家は今回のミサイル発射は通常演習の一部だとみているが、北朝鮮政府が政治的目的で武力を誇示した可能性も否定していない。(c)AFP