【10月7日 AFP】政府は、見直し作業を進めている今年度の補正予算について、執行停止額が約2兆5000億円分となったと発表した。仙谷由人(Yoshito Sengoku)行政刷新担当相が6日、明らかにした。

 仙谷担当相は記者団に対し、「無駄な」歳出をさらに抑えることで、削減額の上積みを期待していると語った。さらに、今後も見直し作業を継続し、来週中に最終削減額を取りまとめる見通しを示した。

 今回の削減額は、総額14兆7000億円の補正予算の17%にあたる。与党・民主党は補正予算の削減目標額を3兆円としていた。政府は削減した予算は「国民中心」の政策実現のための財源に充てたいとしている。(c)AFP