北朝鮮、核問題で対話の意思示す 中朝首相会談
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【10月5日 AFP】北朝鮮は4日、訪朝中の温家宝(Wen Jiabao)中国首相に対し、核問題について北朝鮮は2国間協議や多国間協議を行う用意があると伝えた。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)が報じた。
KCNAによると、金英逸(キム・ヨンイル、Kim Yong-Il)首相ら北朝鮮代表団は、温首相との会談中、「2国間・多国間協議を通して、金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席の遺訓である朝鮮半島の非核化を実現する意思を示した」という。
最近でこそ米国や韓国に対し融和的な姿勢を示しているものの、北朝鮮はこれまで一貫して、米国の核の脅威に対する核抑止力は維持していくと主張している。だが、核問題に関する今回の発言は、今年前半から中断している6か国協議に復帰する意思を示したものである可能性がある。(c)AFP/Lim Chang-Won
KCNAによると、金英逸(キム・ヨンイル、Kim Yong-Il)首相ら北朝鮮代表団は、温首相との会談中、「2国間・多国間協議を通して、金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席の遺訓である朝鮮半島の非核化を実現する意思を示した」という。
最近でこそ米国や韓国に対し融和的な姿勢を示しているものの、北朝鮮はこれまで一貫して、米国の核の脅威に対する核抑止力は維持していくと主張している。だが、核問題に関する今回の発言は、今年前半から中断している6か国協議に復帰する意思を示したものである可能性がある。(c)AFP/Lim Chang-Won