「もう耐えられない!」、カダフィ大佐の長い演説に通訳ギブアップ
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【9月26日 AFP】23日の国連総会(UN General Assembly)で、リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐が行った冗長な一般討論演説が出席者の忍耐力を試すものだったとすれば、大佐の同時通訳者に思いをはせてみよう。
米ニューヨーク・ポスト(New York Post)紙によると、リビアの同時通訳者はカダフィ大佐の演説を1時間以上にわたり通訳していたが、演説が75分にさしかかったとき、「もう耐えられない!」と叫んで投げ出したという。
国連総会での演説は最大15分と決められている。
その後、この緊急事態を目撃した国連のアラビア語通訳のRasha Ajalyaqeen氏が急きょ引き継ぎ、最後の20分を通訳した。
ニューヨーク・ポスト紙によると、その場にいた同僚は、「通訳はその場で崩れ落ちた。こんなことは25年間で初めてだ」と語ったという。(c)AFP
米ニューヨーク・ポスト(New York Post)紙によると、リビアの同時通訳者はカダフィ大佐の演説を1時間以上にわたり通訳していたが、演説が75分にさしかかったとき、「もう耐えられない!」と叫んで投げ出したという。
国連総会での演説は最大15分と決められている。
その後、この緊急事態を目撃した国連のアラビア語通訳のRasha Ajalyaqeen氏が急きょ引き継ぎ、最後の20分を通訳した。
ニューヨーク・ポスト紙によると、その場にいた同僚は、「通訳はその場で崩れ落ちた。こんなことは25年間で初めてだ」と語ったという。(c)AFP