【9月25日 AFP】ドイツ北部ハンブルク(Hamburg)で前週、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相の街頭演説の最中に抗議の叫び声をあげて妨害するという「フラッシュモブ」が行われた。フラッシュモブとは、インターネットやメールでの呼びかけに応じ、大勢が特定の場所に集まって何らかのパフォーマンスを行なうこと。この模様を収めた動画が共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿されて話題を集めている。

 メルケル首相が9月27日の総選挙に向けて街頭演説を行っている最中、ひとくぎりごとに集まった聴衆が「イエー」という叫び声をあげた。叫び声を上げた聴衆は、ある人物が写真共有サイト「フリッカー(Flickr)」で行った呼びかけに応じて集まったものとみられる。もっともメルケル氏はこの妨害に臆することなく平然と演説を終えたという。

 この模様を収めた動画が共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿されたところ世界中の話題を集め、すでに視聴回数は30万回を超えた。

 総選挙に先立ち実施された世論調査によるとメルケル氏がリードしており、2期目の続投が予想されている。26日にベルリン(Berlin)で最後の選挙演説を行う予定。(c)AFP

【参考】YouTubeに投稿された動画