スー・チーさん、18日に控訴審
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【9月4日 AFP】ミャンマーの裁判所は4日、国家防御法違反で有罪判決を受けた民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんによる控訴申し立てを受理した。スー・チーさんの主任弁護士チー・ウィン(Kyi Win)氏が明らかにした。ヤンゴン(Yangon)管区裁判所(高裁に相当)は、スー・チーさんの控訴を受け入れ、18日に控訴審が開かれる見通しだという。
控訴審で、スー・チーさん側は、前年に軍事政権が強行した国民投票で新憲法が承認された事実をもとに、軍政がスー・チーさん軟禁の根拠としている1974年制定の旧憲法の合憲性を問う方針だという。
スー・チーさんは、5月に自宅前の湖を泳いできた米国人ジョン・イエットー(John Yettaw)さんを自宅に滞在させた国家防御法違反の罪で前月11日、有罪判決を言い渡され、自宅軟禁処分が1年半、延長された。しかし、スー・チーさん側はこれを不服として前日、控訴を申し立てていた。(c)AFP
控訴審で、スー・チーさん側は、前年に軍事政権が強行した国民投票で新憲法が承認された事実をもとに、軍政がスー・チーさん軟禁の根拠としている1974年制定の旧憲法の合憲性を問う方針だという。
スー・チーさんは、5月に自宅前の湖を泳いできた米国人ジョン・イエットー(John Yettaw)さんを自宅に滞在させた国家防御法違反の罪で前月11日、有罪判決を言い渡され、自宅軟禁処分が1年半、延長された。しかし、スー・チーさん側はこれを不服として前日、控訴を申し立てていた。(c)AFP