イスラエル首相、入植地で住宅数百戸の建設を許可
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【9月4日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)内のユダヤ人入植地で新たに住宅数百戸の建設を許可したことが明らかになった。英字日刊紙「エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)」の報道を、政府高官が4日、認めた。
ユダヤ人入植地をめぐっては、米政府がイスラエルに新たな住宅建設の凍結を求めており、ネタニヤフ首相の決定には、パレスチナ人だけでなく、入植地問題が中東和平プロセスの大きな障害となると懸念するオバマ政権も反発することは必須だ。
エルサレム・ポスト紙によると、ネタニヤフ首相は、ヨルダン川西岸の入植地で数百戸の住宅建設を許可し、その後で住宅建設を「2-3か月の間」、一時凍結を考慮するという。現在、建設中の2500戸についても、そのまま建設を続ける。
また、住宅建設の凍結は、アラブ諸国が関係改善に向けて前向きな姿勢をみせるなど、状況が好転した場合のみ実施するという。(c)AFP
ユダヤ人入植地をめぐっては、米政府がイスラエルに新たな住宅建設の凍結を求めており、ネタニヤフ首相の決定には、パレスチナ人だけでなく、入植地問題が中東和平プロセスの大きな障害となると懸念するオバマ政権も反発することは必須だ。
エルサレム・ポスト紙によると、ネタニヤフ首相は、ヨルダン川西岸の入植地で数百戸の住宅建設を許可し、その後で住宅建設を「2-3か月の間」、一時凍結を考慮するという。現在、建設中の2500戸についても、そのまま建設を続ける。
また、住宅建設の凍結は、アラブ諸国が関係改善に向けて前向きな姿勢をみせるなど、状況が好転した場合のみ実施するという。(c)AFP