【9月3日 AFP】自宅軟禁の条件に違反したとして有罪判決を受け、その後自宅軟禁処分に減刑されたミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんは3日、有罪判決に不服として控訴した。スー・チーさんの弁護士が語った。

 5月に湖を泳いで侵入した米国人男性を自宅に滞在させたことをめぐり、裁判所は前月11日、自宅軟禁の条件に違反したとしてスー・チーさんに禁固3年を言い渡した。その後、軍政が自宅軟禁18月に減刑した。

 スー・チーさんが率いる国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)の広報担当で弁護人を兼任するニャン・ウィン(Nyan Win)氏によると、裁判所は4日にスー・チーさんの弁護士から意見を聞いた上で、控訴を認めるかどうかを正式に決定することになるという。(c)AFP