【9月2日 AFP】ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領は1日、若者へ訴えかける手段として、米グーグル(Google)傘下の動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に公式チャンネルを開設し、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領や歌手のビヨンセ(Beyonce)、ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)らの仲間入りを果たした。

 在モスクワ(Moscow)のグーグル広報担当者は、「ロシア大統領がユーチューブにチャンネルを開設したことを非常にうれしく思う」と述べた。

 公式チャンネルの開設は、ロシアの新学年の開始時期と重なった。初投稿の動画で、メドベージェフ大統領は学生に向けて、さまざまな国籍の人が暮らすロシアにおいては近隣住民との良好な関係が重要になると訴えかけた。

 一部専門家の間では、メドベージェフ大統領が、ひそかにウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相と人気を争っていると見る向きもある。

 ロシア国民に訴えかける手段として、プーチン首相はテレビを好んできた。プーチン氏は、小型の深海潜水艇に乗り込んで世界最深の湖のバイカル湖(Lake Baikal)の海底到達に挑戦したり、「タフガイ」をアピールした休暇を過ごしたりすることで、過去数か月間テレビの話題をさらっている。

 グーグル広報担当者は、プーチン首相がユーチューブに公式チャンネルを開設するかどうかについては把握していないと述べた。(c)AFP


【参考】メドベージェフ露大統領のユーチューブ公式チャンネル(ロシア語)