【8月13日 AFP】パレスチナ解放機構(PLO)主流派で、マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)パレスチナ自治政府議長の支持基盤であるファタハ(Fatah)は12日、新指導部に若手の有力幹部を多く選出し、20年ぶりに開催した総会を閉幕した。

 最高意思決定機関である中央委員会(Central Committee、23人)の改選では、暫定の開票結果で、イスラエルの刑務所に終身刑で収監中のマルワン・バルグーティ(Marwan Barghuti)氏ら若手が多く当選した。世代交代した新指導部の下、ファタハは内部対立やイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との抗争で弱体化した組織の建て直しを目指す。(c)AFP/Najib Farraj