亡命ウイグル人組織代表来日へ、中国大使が不快感
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【7月27日 AFP】世界の亡命ウイグル人を束ねる組織「世界ウイグル会議(World Uighur Congress」のラビア・カーディル(Rebiya Kadeer)主席が、28日に来日することが明らかになった。
日本支部に相当する団体によれば、カーディル主席は5日間の日程で、29日には記者会見を開く。また与党自民党議員らとの会談などで、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で発生した暴動の渦中にいるウイグル人への支持を訴える。
一方、中国の崔天凱(Cui Tiankai)駐日大使は、共同通信などとのインタビューで、カーディル主席の日本訪問に対する中国政府の不快感を表明し、両国関係に悪影響を与えると示唆した。
共同通信によると、崔大使は「彼女は犯罪分子だ」と名指しで非難し、95年の地下鉄サリン事件を引き合いに出して「事件の首謀者の訪問を他国が受け入れれば、日本国民は反発するだろう」と指摘した。(c)AFP
日本支部に相当する団体によれば、カーディル主席は5日間の日程で、29日には記者会見を開く。また与党自民党議員らとの会談などで、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で発生した暴動の渦中にいるウイグル人への支持を訴える。
一方、中国の崔天凱(Cui Tiankai)駐日大使は、共同通信などとのインタビューで、カーディル主席の日本訪問に対する中国政府の不快感を表明し、両国関係に悪影響を与えると示唆した。
共同通信によると、崔大使は「彼女は犯罪分子だ」と名指しで非難し、95年の地下鉄サリン事件を引き合いに出して「事件の首謀者の訪問を他国が受け入れれば、日本国民は反発するだろう」と指摘した。(c)AFP