「北朝鮮には友人いない」、クリントン長官 ARF会議
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【7月24日 AFP】タイ南部プーケット(Phuket)で開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に参加したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は23日、「(核計画を放棄しようとしない)北朝鮮には友人がもう1人もいない」と発言した。
会議で、クリントン長官は北朝鮮側に、核放棄への見返りとして「大規模なエネルギー・経済支援」などを新たに提示したが、北朝鮮は強硬姿勢を崩さなかった。
会議後に会見したクリントン長官は、北朝鮮の核開発計画放棄に向けた国際的な努力は実を結びつつあると前置きし、「北には、非核化に向けた国際社会の努力から守ってくれる友人は1人もいない」と改めて非難した。
一方、北朝鮮外務省のリ・フンシク(Ri Hung-Sik)局長は、米国が提示した見返りを「ナンセンス」と表現した上で、クリントン長官について「知性がなく、おばあさん、または小学校の女子児童のようだ」とやり返した。さらに、6か国協議は「すでに終わった」とし、米国が北朝鮮への「敵対政策」をやめなければいかなる対話にも応じない考えを示した。(c)AFP/Lachlan Carmichael
会議で、クリントン長官は北朝鮮側に、核放棄への見返りとして「大規模なエネルギー・経済支援」などを新たに提示したが、北朝鮮は強硬姿勢を崩さなかった。
会議後に会見したクリントン長官は、北朝鮮の核開発計画放棄に向けた国際的な努力は実を結びつつあると前置きし、「北には、非核化に向けた国際社会の努力から守ってくれる友人は1人もいない」と改めて非難した。
一方、北朝鮮外務省のリ・フンシク(Ri Hung-Sik)局長は、米国が提示した見返りを「ナンセンス」と表現した上で、クリントン長官について「知性がなく、おばあさん、または小学校の女子児童のようだ」とやり返した。さらに、6か国協議は「すでに終わった」とし、米国が北朝鮮への「敵対政策」をやめなければいかなる対話にも応じない考えを示した。(c)AFP/Lachlan Carmichael