【7月23日 AFP】日本経済新聞(Nikkei)が23日に発表した世論調査で、民主党の支持率が自民党を10ポイント上回った。

 衆院解散後初めての世論の動向を追った調査で、民主党支持率は7月初旬の前回調査から3ポイント伸ばし、40%になった。一方、自民党の支持率も1ポイント上昇し、30%だった。

 次期首相に麻生太郎(Taro Aso)首相と民主党の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)代表のどちらがふさわしいかという質問では、麻生首相がわずか9%、鳩山代表は28%、「どちらでもない」が57%だった。

 内閣支持率は1ポイント下がり、20%だった。

 麻生首相の支持率は前年9月の就任以来、失言や政策の「ぶれ」などにより下降を続ける一方で、野党民主党は小沢一郎(Ichiro Ozawa)前代表の政治献金をめぐる問題などがあったにもかかわらず、勢いをつけてきた。
 
 衆院選は8月30日に実施されるが、評論家らは民主党の勝利を予測している。(c)AFP