【7月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、ホワイトハウスで記者会見し、医療保険改革は「末期的状態」にある米経済を救うため必要不可欠として、必要性を訴えた。

 オバマ大統領は4回目となるゴールデンタイムの記者会見で、「経済を末期的状態から救うためには、以前にも増して強固なものに再建しなければならない。医療保険改革はこの取り組みの中核だ」と述べ、改革の重要性を強調。大統領自身が設定した8月の議会休会前の法案可決の実現性について、議員の間で疑問視する向きがあることについては、「期限を設けなければ物事は進まない」と切り返した。

 米国では現在、約4700万人が無保険状態にある。(c)AFP/Laurent Lozano