【7月19日 AFP】韓国の李相喜(イ・サンヒ、Lee Sang Hee)国防相は19日、国内に核兵器を配備しないという方針をあらためて確認した。

 5月に北朝鮮が2度目の核実験を行ったことを受けて、韓国の保守派の中には、自衛手段として核兵器を保有すべきだと政府に求める声が上がっていた。しかし李国防相は、「核の傘」を含む米国の韓国防衛により、北朝鮮の核ミサイル攻撃を阻止できると述べた。

 米韓両政府は1991年に在韓米軍の核兵器をすべて撤去したとしている。翌1992年に韓国と北朝鮮の朝鮮半島非核化共同宣言が発効した。(c)AFP