【7月7日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は6日、北朝鮮による前週末の弾道ミサイル発射を非難する議長談話を発表した。

 7月の安保理議長国ウガンダのルハカナ・ルガンダ(Ruhakana Rugunda)国連大使が、15か国を代表して談話を読み上げ、「深い懸念」を表明した。

 議長談話は、ミサイル発射は安保理決議に違反し、周辺地域および国際の安全に対する脅威だと非難する内容で、北朝鮮に決議の順守を、あらためて求めている。

 その一方で、全加盟国に対し、地域の安全保障状況の悪化を招く行為を自制するよう求め、国連憲章(UN Charter)に基づき、外交および政治手段による平和的解決に向け、事態を注視していく決意を示した。

 議長談話に拘束力はないが、日本の高須幸雄(Yukio Takasu)国連大使は、ただちに議長談話を歓迎するコメントを発表した。(c)AFP/Gerard Aziakou