米軍追跡の北朝鮮船舶が進路転換、自国に引き返しか
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【7月1日 AFP】武器や軍事技術輸出の疑いがあるとして、国連安全保障理事会(UN Security Council)の制裁決議を根拠に米海軍が追跡していた北朝鮮船舶「カンナム(Kang Nam)1号」が進路を転換させた。米国防総省当局者が明らかにした。この当局者は現在の位置などの詳細については言及を避けた。
カンナム1号は、前月17日に北朝鮮を出港し、当初、ミャンマーに向かっていると報じられていた。だが、韓国メディアによると、同船舶は現在、北朝鮮に引き返している可能性があるという。
外交筋がコリア・ヘラルド(Korea Herald)紙に語ったところによると、同船舶は韓国海域付近を航行中で、国連(UN)の制裁決議の効果があったとの見方を示している。
韓国国防研究院(Korea Institute for Defense Analyses)のKim Tae-woo氏も同紙に対し、「船舶が引き返しているなら国連決議1874の効果があったということだろう」と語った。
カンナム1号は、北朝鮮が5月25日に実施した地下核実験に対する制裁を目的として新たに採択された国連決議に基づいて、米軍が追跡を行い、注目を集めていた。
米国のスーザン・ライス(Susan Rice)国連大使は前月28日、米軍が同船舶を追跡していることを認めている。(c)AFP
カンナム1号は、前月17日に北朝鮮を出港し、当初、ミャンマーに向かっていると報じられていた。だが、韓国メディアによると、同船舶は現在、北朝鮮に引き返している可能性があるという。
外交筋がコリア・ヘラルド(Korea Herald)紙に語ったところによると、同船舶は韓国海域付近を航行中で、国連(UN)の制裁決議の効果があったとの見方を示している。
韓国国防研究院(Korea Institute for Defense Analyses)のKim Tae-woo氏も同紙に対し、「船舶が引き返しているなら国連決議1874の効果があったということだろう」と語った。
カンナム1号は、北朝鮮が5月25日に実施した地下核実験に対する制裁を目的として新たに採択された国連決議に基づいて、米軍が追跡を行い、注目を集めていた。
米国のスーザン・ライス(Susan Rice)国連大使は前月28日、米軍が同船舶を追跡していることを認めている。(c)AFP