【6月23日 AFP】イラン当局による抗議デモ弾圧に国際社会が懸念の声を高めるなか、イランの選挙監督機関である護憲評議会は23日、大統領選挙を無効とする可能性を否定した。改革派支持者らによる抗議デモにより、イスラム体制は過去30年で最も深刻な局面に直面している。

 国営英語衛星テレビ、プレスTV(Press TV)によると、護憲評議会のAbbasali Kadkhodai広報担当は、「大統領選挙で、重大な不正や違反行為を発見していない」と述べ、「そのため、無効とされる可能性は無い」と語ったという。(c)AFP/Jay Deshmukh