【6月4日 AFP】自民党(Liberal Democratic PartyLDP)国防部会の防衛政策検討小委員会(今津寛(Hiroshi Imazu)委員長)は3日、政府が年末に改定する「防衛計画の大綱」への提言案をまとめた。提言案には、北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射などを受け、日米同盟下での敵基地攻撃能力の整備や、早期警戒衛星・情報収集衛星の開発の必要性が盛り込まれた。

 提言案は来週にも麻生太郎(Taro Aso)首相に提出される。自民党は防衛問題を10月までに行われる衆院選での争点の1つにする方針を示している。(c)AFP