オバマ米大統領が中東と欧州を歴訪、和平プロセス進展目指す
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【6月3日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は2日、中東・欧州歴訪に出発した。中東歴訪は大統領就任後初めて。中東和平プロセスの進展にアラブ諸国の支援を取り付けることを目指す。
大統領はまずサウジアラビアでアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王と会談する。国王は2002年の皇太子時代に提案した「中東包括和平案」の進展を模索している。
サウジの一部には米イラン関係の変化が自国の国益を損なうおそれがあると警戒する見方があり、オバマ大統領はアブドラ国王から米イラン関係についてただされることになるだろう。
オバマ大統領は4日エジプトに向かい、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領との会談や、カイロ大学(Cairo University)でイスラム世界と米国との連携を深めるため、中東和平プロセスについて講演を行うムバラク大統領は最近、孫が亡くなったために訪米を中止していた。
オバマ大統領はその後ドイツとフランスを訪問する。なお米国務省は2日、大統領に続いてジョージ・ミッチェル(George Mitchell)中東特使が来週、中東を訪問すると発表した。(c)AFP/Stephen Collinson
大統領はまずサウジアラビアでアブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王と会談する。国王は2002年の皇太子時代に提案した「中東包括和平案」の進展を模索している。
サウジの一部には米イラン関係の変化が自国の国益を損なうおそれがあると警戒する見方があり、オバマ大統領はアブドラ国王から米イラン関係についてただされることになるだろう。
オバマ大統領は4日エジプトに向かい、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領との会談や、カイロ大学(Cairo University)でイスラム世界と米国との連携を深めるため、中東和平プロセスについて講演を行うムバラク大統領は最近、孫が亡くなったために訪米を中止していた。
オバマ大統領はその後ドイツとフランスを訪問する。なお米国務省は2日、大統領に続いてジョージ・ミッチェル(George Mitchell)中東特使が来週、中東を訪問すると発表した。(c)AFP/Stephen Collinson