【5月29日 AFP】ウィリアム・ペリー(William J. Perry)米元国防長官は28日、北朝鮮の核問題で外交的解決を実現するには、軍事力の行使も含めた強制措置を検討すべきだと主張した。

 1994-96年に国防長官を務めたペリー氏は、外交問題評議会(Council on Foreign Relations)で、今すぐに軍事力を行使せよということではないと強調しつつ、「(軍事措置を)検討していれば、前回の核実験も1回目の核実験も、阻止できたかもしれない」と述べ、少なくとも制裁措置が効果をあげない場合は、米国は軍事力の行使も視野に入れるべきだと論じた。(c)AFP/Jim Mannion