【5月28日 AFP】25日に北朝鮮が実施した核実験について、米コロンビア大学(Columbia University)ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)は27日、今回の核実験の強度は、2006年の同国初の実験の5倍だったと発表した。

 中国国内1か所を含む複数の地震観測所から集めたデータから分析した結果だという。

 2006年の実験の際に報告を共同で執筆した同大のW.Y.キム(Won-Young Kim)氏は、25日の実験の爆発規模は2.2-4キロトンだったと推計した。マグニチュード4.5-4.7の地震に相当する。

 2006年の実験の爆発規模は1キロトンに満たなかったという。1キロトンはトリニトロトルエン(TNT)火薬1000トン分の爆発エネルギーにあたる。(c)AFP