【5月23日 AFP】(写真追加)韓国のニュース専門テレビ局YTNは23日、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン、Roh Moo-Hyun)前大統領が、山から転落する前に、「悲しまないように」と書いた家族あての遺書を残していたと伝えた。

 YTNテレビによると、遺書には、「非常につらかった。多くの人に迷惑をかけた」と書かれ、「どうか悲しまないでください。生と死は同じことではありませんか?私の遺体は火葬にして、村に小さな墓を建ててください」と述べられていた。

 盧前大統領の側近は、盧武鉉氏が、韓国南東部沿岸の金海(Gimhae)市郊外にある烽下村(Bongha)の自宅近くの山から飛び降りたと述べた。

 盧氏は、数百万ドル規模の不正資金疑惑について、前月に検察当局の事情聴取を受けていた。(c)AFP