イラン、新型ミサイルを試射 アフマディネジャド大統領が発表
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【5月20日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は20日、イラン北部セムナン(Semnan)州で演説し、軍が新型の中距離地対地ミサイル「セジル2(Sejil-2)」の発射実験に成功したと発表した。
大統領は、「本日、国防相から、セジル2が目標の地点まで到達したとの連絡があった」と演説。ミサイルは2段階式で、複合固形燃料を使用していることを明らかにしたが、具体的な射程距離については言及しなかった。
米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官も同日、発射試験は成功したとの見方を示した。射程距離は、2000-2500キロと見られるという。 また、イタリア政府は、アフマディネジャド大統領の演説を受け、近日中に予定されていたフランコ・フラティーニ(Franco Frattini)外相のイラン訪問を取りやめると発表した。
一方、イスラエル政府高官は、イランがすでに射程1500キロのミサイル発射実験を行っていることから、自国には戦略的な影響はないとしながらも、欧州諸国は今回の実験成功に警戒を強めていくべきだと見解を示した。(c)AFP/Jay Deshmukh
大統領は、「本日、国防相から、セジル2が目標の地点まで到達したとの連絡があった」と演説。ミサイルは2段階式で、複合固形燃料を使用していることを明らかにしたが、具体的な射程距離については言及しなかった。
米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官も同日、発射試験は成功したとの見方を示した。射程距離は、2000-2500キロと見られるという。 また、イタリア政府は、アフマディネジャド大統領の演説を受け、近日中に予定されていたフランコ・フラティーニ(Franco Frattini)外相のイラン訪問を取りやめると発表した。
一方、イスラエル政府高官は、イランがすでに射程1500キロのミサイル発射実験を行っていることから、自国には戦略的な影響はないとしながらも、欧州諸国は今回の実験成功に警戒を強めていくべきだと見解を示した。(c)AFP/Jay Deshmukh