【5月15日 AFP】イアン・ケリー(Ian Kelly)米国務省報道官は14日、在沖縄米海兵隊のグアム移転協定が国会で承認されたことについて、歓迎の意向を示す声明を発表した。
 
 協定には、在沖縄海兵隊8000人を2014年までにグアムへ移転させるために、日本政府はグアムにある米軍基地の道路整備などの事業費として最大28億ドル(約2700億円)を拠出するなどの内容が盛り込まれている。

 この協定は2月17日に、中曽根弘文(Hirofumi Nakasone)外相とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官が署名したもので、13日に国会で承認された。(c)AFP