【4月30日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は29日、就任100日目あたって行った記者会見で、テロ容疑者に対して行われた「水責め」を正当化するためジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領が用いた法解釈は「間違い」で、水責め行為は「拷問だ」と明言した。

 オバマ大統領は、「水責めは拷問だと認識している。どのような法解釈が行われようとも、間違ったことだ」と述べた。さらに、前政権下で導入された水責めなどの過酷な尋問手段を禁止する方針を改めて確認。米国は「理想」を掲げていくことでより強力になると語った。(c)AFP