ズマ議長の訴追を断念 南ア
このニュースをシェア
【4月6日 AFP】(写真追加)南アフリカ国家検察局(National Prosecuting Authority、NPA)のMokotedi Mpshe局長は6日、与党アフリカ民族会議(African National Congress、ANC)のジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)議長(党首)に対する収賄罪などの訴追を断念することを明らかにした。
同国では数週間後に控える総選挙で与党が勝利し、ズマ氏の次期大統領就任する展開が予想されている。
Mpshe局長は記者会見を開き「ズマ氏を起訴する方向で、国家検察局がこれ以上追及することは不可能であり、望ましいことでもない」と述べた。
同局長によると、ズマ氏側の弁護団から検察側に、NPAの前局長Bulelani Ngcuka氏とエリート捜査集団「スコーピオンズ(Scorpions)」の前責任者レオナルド・マッカーシー(Leonard McCarthy)氏が共謀し、今回の事件から政治的利益を得ようとしていたことを示す音声記録が提供された。
Mpshe局長は、今回の起訴断念はズマ氏に対する嫌疑の内容を問題視したためではなく、マッカーシー氏の行為が適正な訴訟手続きを損なっていたためだと述べた。 (c)AFP
同国では数週間後に控える総選挙で与党が勝利し、ズマ氏の次期大統領就任する展開が予想されている。
Mpshe局長は記者会見を開き「ズマ氏を起訴する方向で、国家検察局がこれ以上追及することは不可能であり、望ましいことでもない」と述べた。
同局長によると、ズマ氏側の弁護団から検察側に、NPAの前局長Bulelani Ngcuka氏とエリート捜査集団「スコーピオンズ(Scorpions)」の前責任者レオナルド・マッカーシー(Leonard McCarthy)氏が共謀し、今回の事件から政治的利益を得ようとしていたことを示す音声記録が提供された。
Mpshe局長は、今回の起訴断念はズマ氏に対する嫌疑の内容を問題視したためではなく、マッカーシー氏の行為が適正な訴訟手続きを損なっていたためだと述べた。 (c)AFP