【4月4日 AFP】政府は4日午後0時16分、北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したとみられると発表したが、5分後に誤探知だったとして取り消した。

 防衛省は、千葉県のレーダーが日本海上空にとらえたなんらかの航跡が北朝鮮の飛翔体のものと誤って伝えられたためで、誤報の原因を調査しているとの声明を発表した。

 北朝鮮の飛翔体が真上を通過するとみられている秋田県でも4日午前11時過ぎ、県職員が携帯電話のメールで全ての自治体にロケットが発射されたという誤った情報を伝えた。これを受け約9000人の住民にスピーカーで警戒するよう連絡した自治体もあった。陸上自衛隊の担当者が県職員に打ち上げが行われたと口頭で伝えたためだという。(c)AFP