【3月26日 AFP】(一部訂正)北朝鮮は26日、同国が4月4日から8日の間に予定している「人工衛星」打ち上げに関して、国連の安全保障理事会(UN Security Council)で行われる協議は、いかなる内容であろうと「敵対行為」とみなし、核開発計画をめぐる6か国協議を破たんに導くと警告した。

 北朝鮮の外務省報道官は、「議長声明や報道向け声明であっても、一言でも打ち上げを批判する文言が含まれる文書が安保理で採択されれば、明らかな敵対行為とみなす」と述べた。

 今回の声明は、24日に出した警告声明よりも、強硬な内容となっており、北朝鮮がミサイルを発射すれば国連安保理に問題を提起すると語ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官の25日の発言を意識したものとみられる。(c)AFP