【3月25日 AFP】イスラエルの中道左派、労働党は24日、右派リクード(Likud)の党首ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)元首相が組閣を進めている連立政権への参加の是非を問う投票を行い、賛成多数で連立政権への参加を決めた。

 労働党議員らは、同党の党首を務めるエフド・バラク(Ehud Barak)国防相とネタニヤフ元首相が同日合意した、労働党の連立参加をめぐる協定を賛成680票、反対507票で承認した。

 労働党が参加を決めたことで、ネタニヤフ元首相は、すでに参加を決めている極右政党と宗教政党だけに頼らない、より幅広い連立政権を樹立させることが可能となった。(c)AFP/Marius Schattner