【3月24日 AFP】準大手ゼネコン西松建設(Nishimatsu Construction)の巨額献金事件を巡り24日、政治資金規正法違反罪で秘書が起訴された民主党(Democratic Party of JapanDPJ)の小沢一郎(Ichiro Ozawa)代表は同日夜、自らの進退について代表を続投する意向を示した。

 記者会見で小沢氏は、党内で自らの代表続投が容認されたとし、「自公政権を覆し国民の側に立った政権を実現するのがわたしの最後の仕事。国民の期待に応えるよう今後も頑張っていきたい」と述べた。

 同日、東京地検特捜部は、小沢代表の資金管理団体「陸山会(Rikuzankai)」が西松建設から違法献金を受けていたとして、陸山会の会計責任者である小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規(Takanori Okubo)容疑者を、政治資金規正法違反の罪で起訴した。(c)AFP