オバマ米大統領、ゴルバチョフ氏と会談 ホワイトハウスで非公式に
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【3月24日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とミハイル・ゴルバチョフ(Mikhail Gorbachev)元ソ連大統領が20日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で会談していたことが分かった。ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)大統領報道官が23日、明らかにした。
ジョー・バイデン(Joe Biden)副大統領とゴルバチョフ氏との間で行われていた会談の場にオバマ大統領が顔を出し、途中から非公式に会談に加わったという。
ギブズ報道官によると、ゴルバチョフ氏とバイデン副大統領は、核兵器削減、核拡散の抑止対策、エネルギー問題などを協議した。
来週ロンドン(London)で行われる世界20か国・地域(G20)緊急首脳会合に合わせて予定されているオバマ大統領とロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の会談を前に、緊張が続いた米露関係の修復に向けた動きの一環とみられる。
外交儀礼上、大統領執務室に招くことができない外国政府の高官や代表団がホワイトハウスを訪れた際、米国の大統領が非公式に「ちょっと顔を出す」ことは少なくないという。(c)AFP