【3月20日 AFP】在韓米軍のウォルター・シャープ(Walter Sharp)司令官は19日、米上院の公聴会に出席し、北朝鮮が4月に「人工衛星」打ち上げと称してミサイルを発射する計画を進めている問題について、ミサイルが発射された場合に備えて迎撃の準備を進めていることを明らかにした。

 シャープ司令官は、北朝鮮が2006年に長距離弾道ミサイルの発射実験を実施した際に、同時にミサイル6発を発射していた事実を指摘し、北朝鮮の動きを注視し、ミサイルを複数発発射した際の対応を準備していると語った。
 
 また、ジョゼフ・リーバーマン(Joe Lieberman)上院議員が、北朝鮮のミサイルを迎撃した場合に打ち落とす確率を尋ねた質問に、米太平洋軍のティモシー・キーティング(Timothy Keating)司令官(海軍大将)は、「かなり高い確率」と答えた。(c)AFP/Dan De Luce