米下院、公的救済企業のボーナスに対する課税法案を可決 税率は90%
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【3月20日 AFP】米政府の実質的な管理下で経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(American International Group、AIG)の巨額ボーナス問題に国民からの批判が高まっている中、米下院では19日、AIGのような公的救済を受けた企業などで支払われたボーナスに対し、税率90%の付加税を課すための法案が、賛成328、反対93の圧倒的多数で可決された。
法案は、米議会多数派の民主党が、普段はバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に批判的な共和党議員を取り込んだ形で可決された。(c)AFP/Olivier Knox
法案は、米議会多数派の民主党が、普段はバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に批判的な共和党議員を取り込んだ形で可決された。(c)AFP/Olivier Knox