オバマ大統領「責任をとる」、AIGボーナス問題で
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【3月20日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は18日、次期会計年度の予算編成方針に対する支持を呼びかけるため訪れていたカリフォルニア(California)州で演説し、政府の実質的な管理下で経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(American International Group、AIG)の幹部に対し巨額のボーナスが支払われた問題について、「責任をとる」と言明した。
オバマ大統領は、AIG幹部に支払われた巨額ボーナスについて、米経済を危機的状況に陥らせた「無責任な」経済文化のしるしだと指摘した。
さらに、「ワシントン(Washington D.C.)では皆が取り乱し、民主党のせいだ、共和党のせいだと互いに非難合戦をくり広げている」と述べた上で、「責任はわたしがとる。わたしは大統領だ」と強調した。この言葉に、聴衆からは拍手と歓声が上がった。
オバマ大統領はまた、「われわれがこのような契約書を作成したわけではないが、やるべきことはたくさんある。だが、今回のような事態を引き起こすことのないようにするのは責任をもつ立場であれば当然のことだ。解決するためにあらゆることをやる」と語った。
オバマ大統領はワシントンD.C.を発つ前、AIG問題と金融機関の不良資産の処理問題で非難の矢面に立たされているティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)財務長官を強く擁護していた。(c)AFP/Stephen Collinson
オバマ大統領は、AIG幹部に支払われた巨額ボーナスについて、米経済を危機的状況に陥らせた「無責任な」経済文化のしるしだと指摘した。
さらに、「ワシントン(Washington D.C.)では皆が取り乱し、民主党のせいだ、共和党のせいだと互いに非難合戦をくり広げている」と述べた上で、「責任はわたしがとる。わたしは大統領だ」と強調した。この言葉に、聴衆からは拍手と歓声が上がった。
オバマ大統領はまた、「われわれがこのような契約書を作成したわけではないが、やるべきことはたくさんある。だが、今回のような事態を引き起こすことのないようにするのは責任をもつ立場であれば当然のことだ。解決するためにあらゆることをやる」と語った。
オバマ大統領はワシントンD.C.を発つ前、AIG問題と金融機関の不良資産の処理問題で非難の矢面に立たされているティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)財務長官を強く擁護していた。(c)AFP/Stephen Collinson