オバマ大統領、中国外相と会談 調査活動の妨害防止を呼び掛け
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【3月13日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は12日、訪米中の楊潔チ(Yang Jiechi)中国外相と会談し、非武装の米海軍調査船が南シナ海(South China Sea)で中国艦船から危険な妨害活動を受けたことについて両国は再発防止に取り組むべきだと強く呼び掛けた。
ホワイトハウス(White House)によるとオバマ大統領は、同様の事件の再発防止のため両国間の軍事交流のレベルと頻度を上げることが重要だと述べた。
一方、ある米国防総省当局者は、米政府が南シナ海で活動する調査船に駆逐艦で護衛することを決めたことを明らかにした。
オバマ大統領と楊外相の会談に先立ち、米中両政府は8日に起きた中国艦船による米調査船「インペッカブル(USNS Impeccable)」への妨害行為や、チベット(Tibet)での人権問題をめぐって互いに非難していた。
主要国が4月にロンドン(London)で開催される主要20か国・地域(G20)金融サミットの検討議題をめぐって調整を続けるなか、北朝鮮は米政府がミサイル発射実験だと主張する「人工衛星」の打ち上げ準備を進めているなど、米中間の懸案は山積している。(c)AFP/Stephen Collinson
ホワイトハウス(White House)によるとオバマ大統領は、同様の事件の再発防止のため両国間の軍事交流のレベルと頻度を上げることが重要だと述べた。
一方、ある米国防総省当局者は、米政府が南シナ海で活動する調査船に駆逐艦で護衛することを決めたことを明らかにした。
オバマ大統領と楊外相の会談に先立ち、米中両政府は8日に起きた中国艦船による米調査船「インペッカブル(USNS Impeccable)」への妨害行為や、チベット(Tibet)での人権問題をめぐって互いに非難していた。
主要国が4月にロンドン(London)で開催される主要20か国・地域(G20)金融サミットの検討議題をめぐって調整を続けるなか、北朝鮮は米政府がミサイル発射実験だと主張する「人工衛星」の打ち上げ準備を進めているなど、米中間の懸案は山積している。(c)AFP/Stephen Collinson