中国艦船、米海軍調査船に妨害行為 南シナ海の公海上
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【3月10日 AFP】米国防総省は、南シナ海(South China Sea)の公海上で8日、5隻の中国艦船が、米海軍の非武装の調査船「インペッカブル(USNS Impeccable)」に対し、約8メートル以内に近づくなどの危険な妨害行為を行ったと発表した。同省はまた、この事態に対し中国当局に抗議したことを明らかにした。
国防総省によると、インペッカブルは中国・海南島(Hainan Island)の南120キロメートルの地点で活動中、5隻の中国の艦船に取り囲まれた。このうち2隻が15メートル以内まで接近し、中国国旗を振りながら同海域から退去するように要求したという。
インペッカブルは中国艦船に向け放水を行ったが、この際、中国艦船の乗組員は下着姿になったという。
インペッカブルの艦長は無線を使って、「友好的な態度」で中国艦船に対して、海域から退去するために安全な海路を開けるよう求めたという。だが、2隻の艦船がインペッカブルの真正面に移動し、インペッカブルは衝突を避けるため緊急回避行動を余儀なくされたという。さらに中国艦船は、インペッカブルの進行方向に木材を投げ込んだという。
中国側の艦船は、海軍の情報収集艦と政府の漁業取締船、海洋パトロール船、2隻の中国国旗を掲げた小型トロール漁船だったという。
米国防総省は、インペッカブルを「海中の音響データ」を収集する情報収集船だとしている。(c)AFP/Dan De Luce
国防総省によると、インペッカブルは中国・海南島(Hainan Island)の南120キロメートルの地点で活動中、5隻の中国の艦船に取り囲まれた。このうち2隻が15メートル以内まで接近し、中国国旗を振りながら同海域から退去するように要求したという。
インペッカブルは中国艦船に向け放水を行ったが、この際、中国艦船の乗組員は下着姿になったという。
インペッカブルの艦長は無線を使って、「友好的な態度」で中国艦船に対して、海域から退去するために安全な海路を開けるよう求めたという。だが、2隻の艦船がインペッカブルの真正面に移動し、インペッカブルは衝突を避けるため緊急回避行動を余儀なくされたという。さらに中国艦船は、インペッカブルの進行方向に木材を投げ込んだという。
中国側の艦船は、海軍の情報収集艦と政府の漁業取締船、海洋パトロール船、2隻の中国国旗を掲げた小型トロール漁船だったという。
米国防総省は、インペッカブルを「海中の音響データ」を収集する情報収集船だとしている。(c)AFP/Dan De Luce